スマホとガラケーを2台持ちしている方が、毎月のスマホ料金が最安になる人がいます。
1ヶ月にかける電話通話時間がある時間を超える人がその人です!
このサイトに何度も出てきていますが、格安simの弱点は『電話の通話代金』です。
データ通信の料金は格安simにすることで、必ず安くなりますが、 電話代金は残念ながら安くなりません。
ガラケーとスマホ2台持ちの月額料金は?
大手3大キャリアの料金と比較すると差が大きいので、 ガラケーとスマホの2台持ちの料金と、スマホ1台の料金を比較してみましょう。
LINE電話や楽天でんわの料金などは以前の記事で、
『LINE電話で格安simの電話代を90%オフに安く出来る 最安3円/分』と
『楽天でんわで格安simの通話料金を安くできる 半額の1分で20円』
を読んでもらえれば分かると思いますが、 NTTドコモなどのキャリアの「かけ放題」プランの料金は、 スマホが2,700円/月で、ガラケーが2,200円/月です。
そして、格安simのデータ専用プランは多くの会社が3GBで900円/月もしくは、SMS対応で1,050円/月です。
つまり、ガラケーとスマホの2台持ちの場合の料金は、
2,200円/月+900円/月=3,100円/月
となります。
電話はかけ放題で、インターネットは3GBまで使えます。
スマホ一台で格安simを使う場合の料金は?
格安simの電話料金は40円/分がほとんどで、 大手キャリアの最も高い金額と同額です。
音声対応simでデータ通信容量3GBのタイプの多くは1,600円/月ですので、毎月の料金は、
1,600円/月+40円/分×電話時間
となります。
格安simの毎月の費用は、電話を発信した時間によって増加しますので、電話時間が重要になります。
2台持ちが最安になる1ヶ月の電話時間は?
上のように、スマホ1台の場合の月額料金は、 電話時間によって大きく左右するので、 2台持ちの料金とスマホ1台持ちの料金が同額になる、 通話時間を見つけてみましょう。
音声通話対応simを入れたスマホ1台で1ヶ月に電話できる時間は、
(3,100円/月-1,600円/月)÷40円/分=37.5分間/月
となります。
つまり、2台持ちなら電話をかけ放題できるのに、 スマホ1台持ちの場合は、 同じ料金を支払って37.5分しか電話ができないんですよ。
ちょっと損した気分ですよね?
これを楽天でんわの通話料金である20円/分で計算すると、
(3,100円/月-1,600円/月)÷20円/分=75分間/月
となります。
LINE電話や050PlusなどのIP電話ならもっと安いのですが、 音質や番号通知の条件が変わるので、今回は除きますね。
通話時間が75分間/月です。
毎月75分以上電話するなら、ガラケーとの2台持ちが最安!
楽天でんわは通常の音声通話回線を利用しているので、 音質の劣化も無く、番号通知もできて、 すごくお得な電話のかけ方です。
そんな楽天でんわを使うと仮定すると、 子どもたちや主婦の皆さんは1ヶ月に75分以上電話をかけますか?
中学生や高校生の子どもたちなら余裕で超えそうですね。
75分を1ヶ月30日で割ると、1日当たり2.5分です。
女子高生なんかは絶対無理でしょうね(笑)。
下手すると数日で75分を超えていそうです。
このように、格安simだからといって絶対にスマホ料金が安くなるとは限らないんですよ。
データ通信に関する料金は、格安simが絶対に安いです。
ちなみにNTTドコモの2GBの料金は3,500円/月です。
格安simのほとんどは、それよりも1GB多い3GBで、 900円/月が相場です。
格安simを安く使うためには、電話での通話時間を安くすることが最も大事ですね。
あえて2台持ちすることで、最安値で通話もネットもできるようになるので、お子さんやご自分の通話時間を確認してみましょう。
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