格安simの弱点である通話を無制限にしながらも、スマホを最安運用する方法があります。
たくさん通話したい高校生向けでおすすめです。
その方法はずばり、『ガラケーとスマホの2台持ち』です。
2台も持ち歩くのは重くて嫌だって人も多いかもしれませんが、ハードに使う人であればあるほど2台持ちが便利になるんですよ。
手元にガラケーが無くて、古いスマホならあるって人でも大丈夫です。
ガラケーとスマホの2台持ちが便利な理由
安値で利用できる
2台持ちをおすすめする最大の理由はこれです。
2台持ちにすることで、毎月の通信費用を最安料金にできます。
通話とデータ通信を分けて契約することで安く使えるようになります。
バッテリーの消費に余裕が持てる
ガラケーと比べて液晶画面が大きいスマホは電池の消耗が激しいです。
スマホを利用しすぎて、いざと言うことに電話も使えないという状況はとても困りますよね?
通話とインターネットを分けることで、電池の持ちが2倍になるようなものですので、 安心して利用できるようになります。
持ち物が増えることになりますが、スマホを使っている人の一部では予備バッテリーを持っている人もいますので、それほど大きなデメリットにならないと思います。
2台持ちで契約するプランと毎月の料金は?
電話での通話用プラン
3大キャリアでは「通話し放題プラン」があります。
ドコモでは新たにスマホを買うときには必須のプランになってしまいました。
このプランをガラケーで契約すると、料金は2,200円/月となります。
手元にガラケーが無くて、スマホを2台持ちする場合は、スマホでかけ放題を契約することになるので、 その料金は2,700円/月とガラケーより500円高くなります。
データ通信用プラン
これはスマホに使うsimカードのプランですが、格安simのデータ専用プランを選べば最安値になりますね。
しかし、SMS機能を利用することが必要なLINEなどのSNSや、アンテナピクト問題を考えるとSMS付きデータ専用simの方が良いと思います。
SMS機能付きデータ専用SIMは、3GB容量であれば最安で1,020円/月というプランがあります。
2台持ちの毎月料金は?
2,200円/月+1,020円/月 ⇒ 3,220円/月
この料金で出来ることは?
電話は無制限に通話し放題。
データ通信は1ヶ月間で3GBまで使用可能。
電話かけ放題の料金は2,200円/月です。
1ヶ月で何分話せば、かけ放題プランがお得なのかチェックしてみましょう。
かけ放題プランに入らず、格安simの音声通話対応simの標準アプリで電話をかけると1分間で40円ですので、 2,200円÷40円/分=55分 となり、1ヶ月で55分以上電話をかける場合に、かけ放題プランがお得になります。
また、「楽天でんわ」でかけると20円/分ですので、 2,200円/月÷20円/分=110分となります。
1ヶ月で110分以上電話かけるとお得になります。
つまり、1ヶ月の間に110分以上電話をしないのなら、通話し放題プランに入らなくても良いことになります。
子ども達がどれくらい電話するかを確認してみてください。
学校だけでは話し足りない高校生になると、かなりの通話時間になると思いますので、 この2台持ちなら、友達や彼氏・彼女との電話が大好きな高校生が使っても最安料金になる方法ではないでしょうか?
『楽天でんわのメリット・デメリット』を書いた記事もご参考にどうぞ。