やっとNfimoの電話かけ放題プラン『NifMoでんわ』が開始されました。
気になるその料金と内容を確認しましょう。
この「かけ放題」サービスを狙ってNifMoにMNPしたり、新規加入した人は多いらしいです。
「電話かけ放題が秋に延期」記事でも書きましたが、春頃の開始予定が今年の秋に延期と発表されました。
我が家はこれを狙ってニフモにMNP(乗り換え)した一人(いち家族)です(笑)。
そんな多くの人が待っていたサービスにあなたも期待してますよね?
NifMoでんわの概要
国内かけ放題プラン:1,300円/月
国内+海外かけ放題プラン:2,700円/月
通信方法は通常の電話回線と異なり、LINE電話(LINE電話へのリンク)や050Plusと同じIP電話方式です。 アプリ同士の通話は無料で電話できます。
IP電話共通の発信者番号が一部通信会社によっては「通知不可能」や「非通知」と表示されます。
既存の電話帳を利用したアプリで、簡単に電話をかけることができます。
NifMoでんわだけの特徴
連続通話時間が90分間
90分間通話すると、自動的に電話が切れるようです。
もちろんすぐにかけ直せば繋がるようですが、 長電話が好きな子どもたちや主婦の人にはちょっと面倒な仕様かもしれませんね。
SMSで電話したことを伝えることができる
これは便利な機能ですね。
ドコモのスマホや固定電話にNifmoでんわから発信すると、発信者番号通知ができません。
相手が電話に出なかった場合はかけ直してもらうことができません。
そこで、この機能は不在着信と一緒に、SMSで私が電話をしましたよというような メッセージを自動的に送信してくれます。
これで、誰から電話があったのかが、相手に伝わるのでかけ直してもらうことができるようになりますね。
LINE電話には無い機能で、とても便利だと思います。
Nfimoでんわがちょっと残念に感じる理由
待ちに待ったNifmoのかけ放題サービスですが、他社と比べて大きく優れていることもなく、 個人的にはちょっと物足りない感じですね。
大手の半額じゃない
サービス発表時には大手の価格の半額を目指すと言われてたんですが、このかけ放題の料金は国内だけなら1,300円/月です。
しかし、このサービスの利用条件は音声対応simですので、実質「900円/円+1,300円/月=2,200円/月」ですよね。
NTTドコモのかけ放題サービスはスマホで2,700円/月です。
「あれ? 500円しか安くなっていない??」
しかも、大手3社のかけ放題プランはIP電話ではなく、音質が良い通常の電話回線を利用します。
インターネット上のデータ量や電波の受信具合で音質の劣化や遅延の可能性があるIP電話よりもメリットは大きいでしょう。
IP電話である
上の理由でも書きましたが、IP電話というのは従来の電話回線と違いインターネット網を利用しています。
だから安い価格で利用出来るのですが、通信状況によっては音質が劣化したり、声の遅延がありえます。
毎月何時間電話をかけるかにもよりますが、通話先によってはLINE電話の方が安いかもしれませんし、 BIGLOBEでんわの方が音声が安定している電話回線での通話ができて、60分間を650円で話せるので安いかもしれませんね。
IP電話はその人の利用環境で品質が変化するのが心配な点です。
などと、マイナスな事を書きましたが、LINE電話をメインに使っている私からすると、IP電話の通話品質の悪さはそんなに感じていませんし、 毎月の通話時間が長い人にとってはとても安く電話できるのでお得なサービスになると思います。
簡単にLINE電話(最安で3円/分)の料金と比較すると、
国内固定電話:1,300円/月÷3円/分=約433分(約7時間)
国内携帯電話:1,300円/月÷14円/分=約92分(約1時間半)
となり、固定電話に7時間/月以上、スマホや携帯電話に1.5時間以上電話をかけるようなら、Nifmoでんわの方が安くなりますね。
友だちとスマホで話すのに1ヶ月間で1.5時間以上なら、主婦の人や子どもたちならありえる時間だと思いますので、 安くなるでしょうね。
もっと詳しい内容は『Nifmoでんわ』の公式サイトでチェックしてみてください。